真っ暗で静寂な
動きある者には音がある。
動きない者には音はない。
それが全ての答えかも知れない。
誰かが言った。
「きっとこの世界の共通言語は英語じゃなくて笑顔だと思う。」
って。
私は音にもその可能性を信じる。
洋楽?邦楽?
そんなのただの言葉の壁さ。
音が鳴れば皆耳を傾ける。
動かぬ者の音に気づくには結構時間がかかるものさ。
昨日までの当たり前はただの幻想で、昨日までの灯りはただの幻。
今現時点で見えてる灯りが真実。
彼は「たまには真っ暗で静寂な空間も悪くはない」と言った。
今は集中するんだ。
にかっと笑うんだ。
目を動かせ、成せば成る。