負のピエロ
偽りの自分は誰にでも存在して(善悪問わず)、その姿を現わす回数は人によって違う。
回数が多ければ多いほど、偽りの自分に喰われてしまう。
次第に何が偽りで、何が真実(本当の自分、気持ち)か分からなくなっていき、負のピエロが誕生する。
負のピエロは自分が生きやすいように導いてくれる。その代わりその人のカラーを奪っていく。
貴方はお気付きですか?
本当の自分と思っている自分が、だんだん陰に隠れて行っているのを。
本当の自分はこれなんだと思っていても、いつの間にか偽りの自分が本当の自分に入れ替わっていく。
素直な自分を愛せ。
負のピエロは味方だ。負のピエロを誕生させてしまえば楽だ。
何もトラブルなく、平和に過ごせる。
いわゆる幸せってやつになれる。
だけど
本当にそれでいいのかい?
何の波も立たない人生、それで幸せかい?
人はいつか死ぬんだ。
君は縛られてないかい?
常識、価値観、人間関係、自分のステータス、しょうもないプライドに。
そんなもの捨ててしまえ。
本当の自分が死ぬ前に。
幸せって形、定義はないんだ。周りから見たらどんなに不幸せな状況でも、自分が幸せならそれは幸せだ。
自分の色を捨ててまで偽りの自分、負のピエロに人生任せるな。
波の立たない海には何も産まれない。
荒波の中、波にのまれ、浸水して、船を立て直して辿り着いた先は実に、美しい物が絶対にある。
それを見れるのは自分の色を無くさなかった奴、負のピエロを誕生させなかった奴、偽りの自分に負けなかった奴なんだ。
大丈夫だ。
どん底に落ちた時、そこには自由がある。
Kurt Cobainもこう言ってた。
偽りの自分を愛されるより、ありのままの自分を憎まれる方がいい
I’d rather be hated for who I am, than loved for who I am not.