Masaki600轟音日記

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幻界

体が悲鳴をあげる。

 

体がバラバラに壊れそうだ。

 

脳味噌が破裂しそうだ。

 

視界がボヤける。

 

耳が遠くなる。

 

脚が震えだす。

 

全く、こんな時ほど酒が美味い。

 

対して強くもないのによ。

 

体の悲鳴?幻聴だ。

 

そんな物なんか無い。

 

いつだってしんどいぜ?

 

でも酒が修復してくれるんだ。

 

不思議だろ?

 

酒は薬だ。

 

体が壊れるのは勘違い。

 

そんなこと分かってるだろ?

 

いいかい。人にはゲンカイなど無いんだ。

 

達成出来ないことは、今力不足なだけだ。

 

力を蓄えて、もう一回挑戦するんだ。

 

そこでゲンカイという言葉が出たら終わりだぜ?

 

ゲンカイという言葉を出さない限り終わりなんてない。

 

例え1023歳まで生きれたとしてもな。

 

ゲンカイとやらが見え始めた時に酒を飲んで考えてみな。

 

まず、酒はOtogiへ連れて行く。

そこで道が現れる。

その道をよく観察するんだ。

すると道が何本も見えてくるはずだ。

その道は例え10本あろうと終着点は繋がってる。

終着点はたった一つ。

どれを辿っても終着点に辿り着ける。

その代わり、その道それぞれに悪魔が待ち構えてる。

その悪魔ってのは、自分。自分自身だ。

そいつが問いかけてくる。

色々な質問をな。

そいつが納得する答えを出せば道を開けてくれる。

奴は確かめてるんだ。

「お前は自分を信じてるか?」って。

自分を信じてたら見えてくる。

終着点が。

そこからも面白いんだ。

終着点にはまだまだ向こう側が見えてくるからね。

 

ていうか、ゲンカイって言葉はただの盾だせ?

ほんとのゲンカイって誰も見たことないぜ?

自分を信じてたら突破口は向こうからやってくるからさ。

自分を信じきれてない奴がゲンカイという盾を使って、方向転換してるだけだ。

 

って、当の本人のMasaki600に伝わんなきゃ意味無いんだけどな。

あいつは自制心の弱いクズだ。

この場を借りて言わしてもらったぜ。

じゃ。

 

名もなき救世主/mad dog より