Masaki600轟音日記

[TheRoar][T.O.M][作曲][Masaki600]を記す場所。

君は運がいいね。No.1

遠くから1人の男が歩いてきた。

 

彼は僕の隣に座り、話しかけてきた。

 

君は運がいいね。

 

全く知らない男。

誰だ?何を言ってる?どうゆうことだ?

分からない、この状況が全然分からない。

話しかけてきた事に対してもだが、何を根拠に運が良いと言うのだろうか。

 

しかし何故か僕はそのまま会話を続けた。

「そうかな?」

そうさ!君運いいよ!

励まされてんのかな?

ただただベンチに座ってナッツを食ってただけなのに。

そんな暗く見えたのかな?

「僕運いいの?」

いいよ、とても良い。

「別に励まそうとしてくれなくても良いよ。

   悩み事とか無いし。」

そうゆう事じゃない。君は運がいいんだよ。

なんだ?コイツは何なんだ。

てか運て何だよ。

分けわかんねぇ。

ていうかコイツ謎に親しみやすい奴だな。

よく分からないけど、懐かしさを感じる。

 

そう思った僕はコイツに興味を持ち出してしまった。